既刊(1巻)

破れた繭―耳の物語*

作者:
出版社:
-
350
古今東西、あるゆる方法で自伝は書かれた。しかし、《音》によって生涯が語られたことは、まだない。――少年の耳に残る草の呼吸、虫の羽音。落下してくる焼夷弾の無気味な唸り。焼跡に流れるジャズのメロディ。恐怖とともに聞いた「できたらしい」という女のひと言……。昭和5年に大阪に生れてから大学を卒業するまでの青春を、《音》の記憶によって再現する。日本文学大賞受賞。
350
破れた繭―耳の物語*

破れた繭―耳の物語*

350

破れた繭―耳の物語*の他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

破れた繭―耳の物語*の作品情報

あらすじ

古今東西、あるゆる方法で自伝は書かれた。しかし、《音》によって生涯が語られたことは、まだない。――少年の耳に残る草の呼吸、虫の羽音。落下してくる焼夷弾の無気味な唸り。焼跡に流れるジャズのメロディ。恐怖とともに聞いた「できたらしい」という女のひと言……。昭和5年に大阪に生れてから大学を卒業するまでの青春を、《音》の記憶によって再現する。日本文学大賞受賞。

破れた繭―耳の物語*のレビュー

まだレビューはありません。