あらすじ浪の下にも都のさぶらふぞ――三種の神器を求めて源平両家の争う時代。 天皇の証である三種の神器のひとつ、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を抱きながら、浪の下に沈んだ幼い時の天皇、言仁(ときひと)。源平両家が狙う因縁深き剣が幼き帝を導いたのは、龍神、綿津海(わだつみ)の住まうの城だった!大海原の底、龍神の綿津海とその妹、撫子(なでしこ)との出会いが幼き帝の運命を変える!