あらすじ三崎・城ヶ島沖では老鯛釣名人の、甲州ではヤマメ釣名人の釣談義に耳を傾け、九十九里、水郷、尾道、最上川、奥日光、吉野川まで足を伸ばして釣、また釣に明け暮れる。釣が大好き、他人の釣を見るのも好きで、本名「満寿二」を筆名「鱒二」にしたという著者が、全国の釣場と釣師、竿師を訪ねて綴る、愉しい名紀行。