あらすじ豊かすぎる胸は熱く火照り、女の口元から洩れる苦しげな喘ぎ声は、いつしか官能に打ち震える歓喜の甘い吐息に変わった――。男と女が肉体を重ねて、互いの欲望をぶつけ合う。身体の芯が疼き、快楽に蕩けていく。ようこそエロスの王国へ。あらゆる欲望を奔放に解き放つ、新潮文庫『七つの甘い吐息』所収の傑作官能小説。