死は終わりではない「命」と向き合う神職と救急救命士だからわかるあの世とこの世のことわり日本人は死をどのように考えてきたか?神道が教える死の世界とは――日本古来よりの死生観を伝える第1章 「みたま」は救いを求めている第2章 人は死んだらどうなるのか?第3章 みたまの故郷、霊界を知る第4章 あの世とこの世のことわり第5章 楽しく面白く生きるのが神道の教え神職と救急救命士は、まったく異質な仕事のように見えますが、「命と向き合う」という意味において、実は密接に絡み合っているのです。神道において「顕」(けん)とは、目に見える世界。「幽」(ゆう)とは、目に見えない世界をいいます。わたしにとって救急救命士は「顕」における仕事であり、神職は「幽」における仕事です。この二つの職には、「救い」という共通点があります。/「はじめに」より