あらすじ尾張藩が幕府に献上する三千両の「鯖代」が盗まれた。調べが進む中で浮上したのが天保鶺鴒組なる旗本奴。すると、将軍家毒味役矢背蔵人介の家に居候をする宗次郎と天保鶺鴒組との関わりが浮上してきた――。真の下手人は、そして、その意図は何なのか。蔵人介の正義の剣が悪を断つ! 200万部突破の大人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版第二巻。(『鬼役 矢背蔵人介 炎天の刺客』改題)