既刊(1巻)

文豪お墓まいり記

-
710
終戦前夜の岡山で谷崎潤一郎は牛肉を手に入れ、敬愛する永井荷風を精一杯にもてなした。森鴎外に憧れていた太宰治の墓は、鴎外の斜め向かいに建てられた。生涯独身だった深沢七郎は、自分の葬式用に、自らお経をテープに吹き込んだ。中島敦に太宰治、澁澤龍彦、幸田文、夏目漱石、そして深沢七郎まで。現代の人気が、26人の昔の作家に会いに行く。親しい人と一緒に、時には一人で。電車に乗り、最寄り駅で降りて花を買い、ついでに食事処でお腹を満たし、そしてお墓の前へ。墓の中の人と存分に語り合えば、自分の生き方も見えてくる――楽しく豊かな墓参り案内&文豪人生ガイド! (文庫あとがき「世界の文豪お墓まいり記」収録)※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
710
文豪お墓まいり記

文豪お墓まいり記

710

文豪お墓まいり記の他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

文豪お墓まいり記の作品情報

あらすじ

終戦前夜の岡山で谷崎潤一郎は牛肉を手に入れ、敬愛する永井荷風を精一杯にもてなした。森鴎外に憧れていた太宰治の墓は、鴎外の斜め向かいに建てられた。生涯独身だった深沢七郎は、自分の葬式用に、自らお経をテープに吹き込んだ。中島敦に太宰治、澁澤龍彦、幸田文、夏目漱石、そして深沢七郎まで。現代の人気が、26人の昔の作家に会いに行く。親しい人と一緒に、時には一人で。電車に乗り、最寄り駅で降りて花を買い、ついでに食事処でお腹を満たし、そしてお墓の前へ。墓の中の人と存分に語り合えば、自分の生き方も見えてくる――楽しく豊かな墓参り案内&文豪人生ガイド! (文庫あとがき「世界の文豪お墓まいり記」収録)※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

文豪お墓まいり記のレビュー

まだレビューはありません。