あらすじ磐音とおこん祝言の日に……刺客あらわる!安永七年正月。白梅の香り漂う新年早々、尚武館佐々木道場に朱塗りの大薙刀を引っ提げた道場破りが現れる。道場の後継者となった佐々木磐音は難なくこれを撃退するが、襲い来る手練の刺客は後を絶たない。真相を探る磐音は、彼らを背後で操る黒幕の手による、道場潰しと自身を抹殺せんとする謀略であることを知る。おこんとの祝言が間近に迫るなか、磐音はある一計を案じるのだが……。