▼第19話/柊の森にて(V)▼第20~23話/牙は闇夜に(I~IV)▼第24~25話/完璧ならざる世界(I~II)▼第26~29話/ノーマンズランド(I~IV)
●主な登場人物/楯雁人(たて・かりと。12年前に妻子と右腕を“蝶”に奪われた元警視庁SAT隊員。鋼鉄の義手をつけ、闇の世界に生きる“護り屋”となる)、蝶(バタフライ。雁人の全てを奪った国際指名手配中のテロリスト。その手で十字の傷を刻まれた者は、必ずテロリストになると言われ“テロリスト・メイカー”と呼ばれる)
●あらすじ/かつて“蝶”やイレーネらと同じ特殊部隊にいたというクインに招かれ、ハリウッドのBOX映画撮影所を訪れた雁人。そこで“蝶”誕生の過去を明かしたクインは、養女・オルガの護衛を依頼するが、彼女こそがメキシコで雁人と戦い、イレーネを殺した女刺客だった! 燃えさかる炎の中、再び雁人の前に現れたオルガは、無言の笑みを浮かべながら襲いかかり…(第19話・V)
●本巻の特徴/雁人に、“蝶”最大の支援者の魔手が伸びる…! 謎の協力者“ウリエル”から、LA郊外のカフェで起こる惨劇を防ぎ、店の客を護れとの依頼を受けた雁人の戦いが描かれる「牙は闇夜に」編。かつての依頼人・レイチェルに招かれ訪れたNYの研究施設で、研究中の新兵器が暴走する事態に見舞われる「ノーマンズランド」編などを収録。
●その他の登場人物/“ウリエル”(CIAに所属する謎の情報提供者。姿を見せず電話でのみ情報を与え、雁人を“蝶”誕生の過去へと導いた)、オルガ(“蝶”の過去を消して回る冷酷な女刺客)、アルフレッド・クイン(ハリウッドで絶大な影響力を持つ名士。かつて特殊部隊“2039”に所属し、“蝶”と共に戦った)