あらすじ晩秋のアラスカ荒野に、独り獲物を追う男がいた。杉田淳、34歳。元傭兵の彼の標的は、人間ではなく野生動物たちだ。大ヘラ鹿、グリズリー、バイソン……鍛え上げた肉体を駆使し、凄まじいまでの執念で次々とトロフィー級の大物を倒し食らう杉田。行く手を阻む密猟者グループを殲滅し、彼のハンティングは続く――。大藪文学の極北をなす傑作!