あらすじ混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即興性のない教養」として魅力的、かつ有用な存在ではなかろうか。「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者14人に初歩的なところから話を聞いた。肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者達の語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく……。紀伊國屋書店新宿本店の大人気イベントの書籍化。