あらすじ日本の歴史を考えること、それは現在の、そして未来の日本を知るための一番確かな方法であろう――。歴史に造詣の深い萩原延壽、山崎正和、綱淵謙錠各氏と歴史小説の巨匠が、談論風発のうちに、千数百年にわたる我が国の政治、文化の特殊性を模索。その底に流れる原理を探り、本質に迫ろうとする、豊かな内容と示唆に富んだ貴重な対談集。1981年刊行の文庫新装版。解説・関川夏央