いまのままでは、10年後、こんな病気が待っている!国立長寿医療研究センターのトップのもと、各分野の名医が集結。人生100年時代と言われますが、重要なのは、病気に悩まされずに生活できる「健康寿命」を延ばすこと。そのためには老化が進む前から備えておかなればいけません。そこで基礎疾患にはじまり、こわい心臓の疾患、脳の疾患、認知症にいたるまで、40~80歳代の年代ごとに、発症しやすい病気は? どんな人たちのリスクが高いのか? その原因は? 前ぶれは? 予防法は? これらを9人の名医がやさしく解説します。それに加えて、「現役世代向けの運動メニュー」「シニア世代向けの運動メニュー」「人間ドックの上手な利用法」などのコラムも収録。(目次より)第1章 40歳代--老化の加速がはじまる年代高血圧/脂肪肝/メタボリック・シンドローム/痛風・高尿酸血症乳がん/緑内障/歯周病 など第2章 50歳代--三代疾病のリスクが高まる年代胃がん/大腸がん/肺がん/くも膜下出血/脳梗塞/糖尿病若年性認知症/睡眠時無呼吸症候群 など第3章 60歳代--健康状態の曲がり角心筋梗塞・狭心症/脳出血/肝臓がん/膵臓がん/前立腺がん軽度認知障害/加齢性難聴/オーラル・フレイル など第4章 70歳代--人生の一大事が増える時期認知症/不整脈/脳梗塞/弁膜症/アミロイド・アンギオパチーCOPD(慢性閉塞性肺疾患)/誤嚥性肺炎/白内障 など第5章 80歳代--頼りになるのは体力サルコペニア/老年症候群/誤嚥性肺炎 など