あらすじ段落を意識すると、読み書きの力だけでなく、聞く力や話す力までも伸ばすことができる。それは、段落に頭の中の思考を整理する「箱」としての役割があり、情報をわかりやすくアウトプットする助けになるからに他ならない。コミュニケーションの質を向上させうる段落のもつ力とその可能性、あるいはWEBに見られる新しい「段落」の形について、日本語研究の第一人者である著者が明らかにする。