あらすじ石川豊太(いしかわぶんた)は身長192センチ、体重90キロの巨漢。山羊(やぎ)を相手に自慰(じい)にふけるうち、急所を蹴られて巨根(きょこん)の持ち主となる。人生何が幸いするかわからない。女にもてた。苦学の末、弁護士になり、その間に覚えた経済のカラクリと勘のよさで、次々と事業を成功させていった。彼の巨根はその都度(つど)、大いに役立ったのである……。痛快ビジネス小説。