国民には政治家を選ぶ権利がある。では、政治家を選ぶ基準とは?大阪府知事、大阪市長を歴任、政党「維新の会」の創設者として現場の政治経験を重ねた論客と、明快に平成政治を論じる気鋭の国際政治学者が、経済、税金、教育、外交、安全保障、社会保障など、「政治を評価するポイント」を具体的に提示。国民のニーズを吸い上げる「マーケティング力」、政治課題を設定する「問題提起力」、さまざまな選択肢から最後に決められる「決定力」、政策実現のための「組織力」――。どういった指標をみれば、政治家の「実力」はわかるのか?選挙の前に一読すれば、政治家、政党の真価がわかる!主な論点・「保守かリベラルか」の図式はもう役に立たない・マーケティング政治のすすめ・「国民投票」はなぜ間違えるのか・消費増税か資産課税か・官僚による「需給調整」こそ諸悪の根源・外交・安全保障 日本の選択肢は限られている・憲法9条改正の前にやるべきこと・女性問題こそ現状打開の突破口