あらすじ妻を殺された土久呂凶四郎は、不眠症に悩まされながらも夜専門の同心として夜な夜な町を巡回する。除夜の鐘が鳴る大晦日の日もまた、江戸を探索していた。ゴーンと鳴った鐘の音にしばし聞き惚れた土久呂だが、その音が移動しているのに気が付いた。「ウン、鐘が動く?」手下の源次とともに鐘の音を追いかけるのだが……。耳袋秘帖新章、第二弾!