あらすじ「先生は、日本一の作家です!」現代のタブーに迫り、戦争と平和を問い続けた国民的作家・山崎豊子。膨大な資料を読み込み、年月の限りを尽くして取材を重ねる先生を支えた日々。編集者に意見を求め、面白い小説づくりに妥協しない作家魂と、犬を愛する女性らしい素顔を明かす、その創作の現場を五十二年間一心同体で支えた秘書による回想録。巻末に山崎豊子「私を奮起させた読者」を特別収録。