水樹蓮司。かつてはプロを目指すほどの、バスケットのスター選手だった。だが故障で再起不能になってしまい、スポーツ推薦で入った高校を中退。以来4年間、何をするでもなくブラブラした生活を続けていた。ある日蓮司は、以前のチームメイト・達也と再会。選手ではなくトレーナーとしてバスケットに関わることを勧められた蓮司は、早速高校時代のトレーナーの下へ弟子入りに行く。だがそれには、高卒の資格が必要だということを知った。そこで蓮司が選んだのは「大検」ー大学入学資格検定の受験。そのため、予備校に通うことにする。止まっていた蓮司の時が、ようやく動きだした…(第1話)。