「ね、しばらく抱かせて……」女たちの手で様々な快楽に引き込まれて──〈21世紀最強の官能小説大賞〉に輝いた『夜の研究棟』に連なる「館」三部作の最終作!金沢で高校二年生としての新生活を始めることになった圭一。広い敷地の屋敷には、妖艶な当主の妻、家政婦、女子校生が住んでいた。ある夜、当主と家政婦の倒錯した光景を目にしてしまい──三者三様の欲望の形に引きずり込まれていく……。「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』から続く「館」三部作の最後を飾る著者渾身の壮大な官能絵巻。※『蜜の館 淫らな童貞騎乗』(二〇〇〇年・マドンナ社刊)を修正し、改題。