「あの…どうしても…この格好のままで…いなくては…だめ…ですか?」一糸まとわぬ姿で、鏡の前に立たされた夏霧をジッと見つめる御曹司の一輝。倖月夏霧は23歳のOL。旅行代理店に勤めている。父親の借金のため、日本屈指の財閥、石動家の一人息子の花嫁候補として石動家で暮らすことに。ある日、一輝から『お前は私の花嫁候補なんだろう?それなら、ベッドでも私の好みの身体にしてやろう』と言うと、毎日、求められる。借金の為にと一輝の言いなりになる夏霧。どんどん変わっていく自分の身体と心…。自分の存在に悩む夏霧だった…。