あらすじミキオは、写真集の制作をきっかけに、自分にとって一番大切なものがもう文でない ことに気付く。ミキオにとって一番大切なものは、写真になっていたのである。ミキ オの心の変化に気付いた文は、ミキオを失いたくない、昔のように暮らしたいと悩み 苦しむ。徐ーに文のことを重荷と感じるようになるミキオは、文に別れを切り出し、 部屋を出ていく。文も、ミキオとの思い出の詰まった部屋を出ることに。2人はそれ ぞれ別の道を歩き始める。