既刊(1-24巻)

鬼平犯科帳[決定版](九)

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728
江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。第九巻に収録されているのは以下の作品。わざわざ自分の人相書を平蔵へ届けさせた大胆な賊を平蔵が追う「雨引の文五郎」女賊を見張る五郎蔵とおまさ。二人の間に育ったこころとは。「鯉肝のお里」盗賊にも義理があれば、情もある。元盗賊の恩返しを描く「泥亀」「これが最後か・・・・・・」と、平蔵が観念したほどの〔凄い奴〕との死闘が繰り広げられる「本門寺暮雪」盗賊の頭が手下の女房に手を出した? 〔引き込み〕夫婦に災厄が起きる「浅草・鳥越橋」鬼の平蔵に毒を盛る! 悪党たちの姦計はどんな結末にいたるのか。「白い粉」平蔵が、その生涯で後にも先にも経験したことのない異変に遭遇する「狐雨」巻末に 池波正太郎のエッセイ「私の病歴」」を特別収録。
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鬼平犯科帳[決定版]の作品情報

あらすじ

江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。第九巻に収録されているのは以下の作品。わざわざ自分の人相書を平蔵へ届けさせた大胆な賊を平蔵が追う「雨引の文五郎」女賊を見張る五郎蔵とおまさ。二人の間に育ったこころとは。「鯉肝のお里」盗賊にも義理があれば、情もある。元盗賊の恩返しを描く「泥亀」「これが最後か・・・・・・」と、平蔵が観念したほどの〔凄い奴〕との死闘が繰り広げられる「本門寺暮雪」盗賊の頭が手下の女房に手を出した? 〔引き込み〕夫婦に災厄が起きる「浅草・鳥越橋」鬼の平蔵に毒を盛る! 悪党たちの姦計はどんな結末にいたるのか。「白い粉」平蔵が、その生涯で後にも先にも経験したことのない異変に遭遇する「狐雨」巻末に 池波正太郎のエッセイ「私の病歴」」を特別収録。

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