あらすじ樹奈さんが誘惑してくださったおかげで私の理性は木っ端微塵です保護者役のジーマにずっと片想いしている樹奈。しかし、彼がそばにいるのは樹奈が二十歳になるまでの期限つきだと知り…!?「匂いが……濃くなりましたね。誘惑の香りだ」――幼い頃から体が弱く、大学生になっても虚弱な体質のままの樹奈。熱が出た夜は必ず、大好きな幻の犬が添い寝してくれる。そんな樹奈にはずっと想い続けている相手がいる。幻の犬と同じ深緑色の瞳で、かっちりとしたスーツを着こなす十歳年上のジーマだ。好きと告げた時でさえ大人な態度で躱し、ふってもくれないひどい男。それでも想いを断ち切れない樹奈は、満月の夜思い切ってジーマにキスをするが…。紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録した特別版!