あらすじ日本の言葉の大量死が始まった! 帰郷、大衆、あなた、かまう、しらじらしい、巴里、わが町、お前ら、出世、元気、叙情、もとい、ヱ・・・・・・。昭和の時代まで生き生きと使われたあの言葉、この言葉は、いったいどこへ消えたのか。「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など、数々の名作ドラマを演出した名ディレクターが綴る、ささやかだが愛すべき言葉の記録。『文藝春秋』の人気コラムが待望の新書化!