あらすじ2015年、埼玉県の中学校で給食費未納が3カ月続いた場合「給食を提供しない」ことを決定したニュースが朝日新聞の第2社会面トップで報じられた。アメリカでは給食費未納を理由に生徒の昼食が目の前で取り上げられる事件も起きている。「保護者の責任の問題」「払わないなら食べるな」そう批判するのは簡単だが、本当の問題が見えているだろうか? 「子どもの貧困」を「食」という側面から考え、福祉の新しい視座を提言する。