オレがよけりゃ、それでいいんだヤクザの我妻に「最高の一杯」を出すまで身体を好きにされる約束をしてしまったバリスタの広末だが…。傲慢で、理不尽で、乱暴で。ひとの言うことなど聞かず、問答無用で好き勝手に身体を弄ぶ――甘い言葉も愛もない、さながら野生動物の食餌のように。バリスタの広末は、客として訪れた我妻に言いがかりに等しい強引さでレイプされかけ、「最高の一杯を提供する」ことと引き換えに難を免れる。圧倒的に広末不利のヤクザ相手の勝負は負け続き。しかし何度身体を無残に開かれても引かない広末に、二人の関係は変化し始め……。紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録で登場!