あらすじ慶安五年五月。賞金稼ぎ・草鹿才蔵は、相棒の灌太(かんた)をつれ信州へ向かった。獲物は13人で、賞金は千両。中山道・上尾で盗賊一味に追いついた才蔵は、一瞬にして12人を屠(ほふ)った。その後、才蔵たちは、最後の標的を追い、信濃路へ奔る。途中、金で傭われた刺客(せっかく)や猟師、更には武田忍びの末裔までもが才蔵たちに襲い掛かるが……。