あらすじ俺にとって、これが最初で最後の恋だ。そう確信していた。ようやく恋人と呼べる間柄になったつぐみと浅井。けれど今度は、つぐみ母がやってきて……!?初日の出を浅井とともに見つめながら、つぐみの口からついにこぼれた「好きだよ」の一言。長い道程を経て、とうとう相思相愛となった居候マンガ家のつぐみと、家主で現在失業中のカメラマン・浅井だが……彼らの仲を鋭く見抜いたつぐみの母に、どう答えるべきか。そして一騒動の予感ありの浅井の写真集出版と、まだまだ問題は山積みで……。巻末は「観月家の人々」を収録。