すごく大事にするから、お嫁さんになってほしいです!初キスの相手と結婚すると決めていた佐知は、唇を掠めただけの穂高に酔った勢いでプロポーズしてしまい……。大事なぬいぐるみと一緒に上京した佐知は、行きつけのカフェで寡黙な男・穂高と出会う。ある日、佐知は酔った勢いで穂高に「お嫁さんになってください」と言ってしまった――!! 真面目すぎる穂高はなぜかプロポーズを真に受けて、「夫婦は一緒に住まなければ」と佐知を強引に自宅に住まわせる。しかし、一緒に暮らし始めたものの、穂高はすぐに仕事場(通称:開かずの間)に篭ってしまう。ますます謎が深まる穂高だが、それでも佐知が不安な夜には傍で温もりをくれた。佐知は次第に穂高を意識せずにはいられなくなって……。