あらすじ日本各地にある“聖地”で殺された若い女性たちは、皆同じ孤児救済施設の出身者だった。捜査線上には施設の主宰者の男が浮かぶが、打つ手がないまま、また次々と新たな犠牲者が発見されていく。彼女たちは、狂信者によって古代の神に捧げられた「犠牲」なのか――。連続大量殺人を止めようと奔走する十津川がたどりつく、衝撃の真相とは? 長編ミステリーの傑作。