あらすじ空襲下の東京、青年が陶酔した夢のようなロマンスの皮肉な結末とは?――戦後を代表する傑作短編「防空壕」、巨匠がデビュー30年目にして初めて書き下ろし、新境地に挑む表題長編、唯一の時代小説と、乱歩の意外な魅力を伝える3編に、おなじみ小林少年らの活躍する3編を収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】