別冊文藝春秋 電子版55号 (2024年5月号)
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既刊(1-55巻)

別冊文藝春秋 電子版55号 (2024年5月号)

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728
◆新連載・寺地はるな「リボンちゃん」幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……[はじまりのことば]「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです◆PICK UP・宮島未奈「婚活マエストロ」祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……◆最終回・朝倉かすみ「よむよむかたる」ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!・矢月秀作「桜虎の道」託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート・白井智之「ブラックミラー」あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか◆読みきり・コウイチ「金曜日のミッドナイト」テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい◆ロングインタビュー作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世・千葉ともこ闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!◆book trek・外山薫『君の背中に見た夢は』・金子玲介『死んだ山田と教室』・逢崎遊『正しき地図の裏側より』◆グラビア&エッセイ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行◆レビュー・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」[第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界◆連載小説・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける・一穂ミチ「アフター・ユー」闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――・伊岡瞬「追跡」人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた◆対談・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談◆エッセイ・藤田真央「指先から旅をする」・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」[第21回]とんこつ遺伝子[第22回]羊肉期の終り・今井真実「ひとりでまんぷく」[第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
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あらすじ

◆新連載・寺地はるな「リボンちゃん」幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……[はじまりのことば]「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです◆PICK UP・宮島未奈「婚活マエストロ」祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……◆最終回・朝倉かすみ「よむよむかたる」ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!・矢月秀作「桜虎の道」託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート・白井智之「ブラックミラー」あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか◆読みきり・コウイチ「金曜日のミッドナイト」テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい◆ロングインタビュー作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世・千葉ともこ闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!◆book trek・外山薫『君の背中に見た夢は』・金子玲介『死んだ山田と教室』・逢崎遊『正しき地図の裏側より』◆グラビア&エッセイ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行◆レビュー・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」[第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界◆連載小説・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける・一穂ミチ「アフター・ユー」闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――・伊岡瞬「追跡」人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた◆対談・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談◆エッセイ・藤田真央「指先から旅をする」・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」[第21回]とんこつ遺伝子[第22回]羊肉期の終り・今井真実「ひとりでまんぷく」[第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん

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