中国は日本の領海でやりたい放題密漁し、虎視眈々と日本の領土を狙っている。いまこそ日本の防衛力強化が必要なのに、安倍政権の説明を聞いても新聞やテレビをみても、「集団的自衛権」っていったい何なのか、さっぱりわからない。集団的自衛権は本当に必要なの? 日本は戦争に巻き込まれやすくなってしまうの?……安全保障のエキスパートである小川和久氏が、集団的自衛権の「そもそも論」を平易に解説します。本書の最大の特徴は、Q&A方式で読者目線の素朴な疑問に答えていること。たとえば……Q1 なぜいま集団的自衛権が必要なんですか?Q2 自衛隊が勝手に戦争を始めたりしませんか?Q3 日米同盟をやめたら日本はどうなるんですか?……こうした疑問への平易な回答を読んでいるうちに、誰でも安全保障の知識が身につくようにできています。まさに本書だけで集団的自衛権も外交・安保も憲法もぜんぶわかる。学習意欲に燃える高校生からビジネスマン、そして政治家も必携の作品です。