あらすじ台湾撤兵以後、全国的に慢性化する士族の反乱気分を、政府は抑えかねていた。鹿児島私学校の潰滅を狙う政府は、その一環として、兵部大輔を辞め萩に帰った前原一誠を頭目とする長州人集団を潰そうとする。大警視・川路利良が放った密偵は萩で前原を牽制。しかし、士族の蜂起は熊本のほうが早かった。明治九年、神風連ノ乱。