あらすじ「新しい社会秩序は可能だ(エンゲルス)」。青年マルクスは「賃金」「資本」「利潤」について根源的に考察し、古典派経済学と格闘しつつ独自の経済学を確立していった。本書は、彼の出発点と成熟期の二大基本文献と、理解に欠かせない「賃金」草稿と「代議員への指針」を付録にし、詳細な解説を加えて独自に編集した。『資本論』を読み解くための最良の入門書。