あらすじ貞淑な花嫁を花開かせる――。甘美なウェディング・ロマンス『妻殺しの王』と噂される傭兵国の王・ファルクの下へ嫁ぐことになった王女・エレアノール。無垢であるが故に愉悦に翻弄されたエレアノールは処女ではないと誤解され、荒々しく体を開かれてしまう。冷酷な人だとばかり思っていたが、ファルクはエレアノールの抱えてきた悩みを「気にすることはない」と受け入れてくれた。そんな彼を愛したいと思い誤解も解けた頃、視察に出たファルクが死んだと言われ……。