あらすじ「こんなのはじめて」と、理江(りえ)が言った。魅力的な女性でありながら、心理的な不感症になっていた人妻・光岡理江が、小説家・吉井に初めて心を開いた。 翌朝、吉井は大阪に向かった。雑誌の取材で、男女のさまざまな交歓の姿を見るためだ。──一人の男を共用する女たち、乱交パーティ、高校生夫婦とのスワッピング……現代の性の不思議を追う、長編ロマン。