あらすじ文久三年。壬生浪士組の隊士たちは、近藤率いる試衛館派と芹沢率いる水戸派に二分されつつあった。組織の統率が必要と考えた土方は、芹沢らに対して局長以下の役職を設けようと提案する。さらに土方は、「局長は自分しかいない」と信じてはばからない芹沢に対し、「近藤勇こそ局長にふさわしい」と言い放ち…。