いまから少し前の、お話。
金魚屋古書店に転がり込んだ「伝説の書店員」斯波さん。しかし、店主代理の菜月はそんな斯波さんを「伝説」扱いするつもり全くなしで、じつはそれが居心地よかったりする斯波さんだったが、さらにそこへやってきたのが、「凄腕のセドリ」の岡留高志・通称トメさん。とある依頼により、「入った店を繁盛させ過ぎてしまう」という伝説をもつ書店員・斯波さんを捜していたトメさんだが、その気もなくぶらりと立ち寄った金魚屋でまさかの遭遇!はじめから“ともだち”感覚の斯波さんVS“俺とおまえは絶対友達じゃない!”感覚のトメさん。このふたり、いったいどなる!?