あらすじ名門女子大の人気教授・藤野新一郎(ふじのしんいちろう)が、教え子をレイプしたとして告訴された。事情聴取した赤かぶ検事は、物的証拠が全くないことから、不起訴を主張。ところが、地検上層部は彼を担当から外し、起訴に踏み切ってしまった。果たして危惧(きぐ)は的中。辣腕(らつわん)弁護士によって、被害者の供述は覆(くつがえ)される。そして起こった殺人事件。レイプ騒ぎの裏に隠された驚愕の真相とは?(『あやかし法廷』改題)