あらすじ江崎藩(えざきはん)元目付(もとめつけ)で、いまは釣宿の用心棒を務める海野洋之介(かいのようのすけ)。洋之介の周辺では江崎藩目付たちへの襲撃が続く。そして刺客の凶刃は大目付にも。依頼を受けた洋之介の前には江戸最強といわれた「奇剣」の遣い手が。洋之介はどう立ち向かうのか。そして、刺客たちを陰で操る黒幕とは――。潮の香り漂う江戸情緒と干戈(かんか)の音が聞こえるほど迫力剣戟たっぷりのシリーズ第7弾。