あらすじ自らの子を産みながらも姿を消した女・秋津を探し続ける御家人・柴新九郎。その脳裏に甦るのは、自分がまだ幼いころの記憶だった。何者かに剣を突きつけられても笑っている赤子の姿。その記憶は新九郎出生の秘密、本当の父親が幕閣の大物だという事実につながるものだった。苦悩する新九郎の前に、また新たな刺客が。大人気、外道の剣客・新九郎シリーズ第5弾。