あらすじ赤かぶ検事と行天燎子(ぎょうてんりつこ)警部補は、富士山麓・朝霧高原の田貫湖で首を切断された死体を発見した。その手には「富士山麓にオウム鳴く」と書かれた紙片が。死体は指のペンだこから左利きと思われた。帰途、二人は失踪した父親を捜している女性と出会い、「左利きの会」という奇妙な会の存在を知る。背後には大がかりな陰謀が……。