あらすじ紀香は建設会社で働くベテラン秘書。三十歳手前にして彼氏なしということ以外は充実した毎日を送っていた。そんな紀香の前に現れた新しい顧問弁護士、高根涼介は紀香の高校の同級生だった。実は密かに彼に憧れていた紀香は、その顔を見ただけで気持ちが浮き足立って、いつもの自分ではいられなくなる。年を重ねているはずなのに、気持ちは昔のままであることがもどかしくて、つい彼に素っ気なく接してしてしまう紀香。そんなとき食事に誘われ「俺のことを考えてみて」と囁かれて……。