あらすじ大型新人の書き下ろし時代小説シリーズ第4弾。父の無念を晴らすため、御国の悪政を正すため、江戸は蜘蛛の巣店に身を潜めた喬四郎だが、先立つ金というものがない。今度の仕事は御門番へ届ける弁当の護衛。やさしい仕事と思いきや、高い給金にはやはり裏があった。一方、国許に出された東条兵庫告発の書はどう処理されたのか。焦る喬四郎の背後に次なる刺客が迫る――。危うし、有馬喬四郎!