あらすじ近頃、江戸中の老舗を買い漁る大店(おおだな)『紅屋』の真の目的は何なのか──巨大長屋の取り壊し問題で争う地主と家主、津波で壊滅した町の再建をごり押ししながらも自分では何もしない住人たち。影の集団・百眼(ひゃくまなこ)の潜入捜査、名主たちとの連携プレー、時には将軍の力も借りながら、町人の為に奮闘する若き町年寄・樽屋三四郎。時代小説新シリーズ第2弾!