あらすじ書き下ろし時代小説、神代新吾事件覚シリーズ第2弾!血を吐いて、小石川養生所に担ぎ込まれた“おしま”は、労咳で病状が進んでいた。そこに訪れた、尾崎平内と名乗る浪人。彼女に優しい言葉をかける様子に、新吾は、仲のよい夫婦の姿を見る。しかし、賭場荒らしに絡んで調べを始めた新吾がたどり着いた2人の悲しい過去とは?