「日本は東日本を失うかもしれない」――戦後最大の危機から10年、衝撃的肉薄で明かされる「福島第一原発の真実」!メルトダウンの最中、パニックに陥る日本政府中枢、蔓延る官僚システムの陥った失敗、悲劇の数々、そして問題解決に取り組んだ偉大な技術者たち……今、改めてこの国の危機対応を問う国民的ノンフィクションの金字塔。日米同時発売、第44回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作を大幅アップデート!分刻みで描かれる「メルトダウン」、そのとき日本政府は、日本国首相は、東電は、そして現場の職員・技術者たちは何を考え、課題に取り組んでいたのか?新史料で続々と明らかになる「フクシマ」の真相。序 フクシマはなお、終わっていない。第1章 SBO 全交流電源喪失第2章 原子力緊急事態宣言第3章 水素爆発第4章 海水注入第5章 運命の日第6章 対策統合本部第7章 住民避難第8章 最後の砦