【一目で、生きる意味を知った。】二度の追放を経て、八百年ぶりに神官に復帰した謝憐(シエ・リェン)は、下界で三郎(サンラン)という少年に出会い、ほんの数日の間に親しくなる。謝憐のことを「兄さん」と呼び、常に悠然と笑っている三郎。しかしその正体は、天界の神々ですら恐れるほどの絶大な力を持つ鬼王、花城(ホワチョン)だった――!再会を約束するかのように、指輪を一つ残して姿を消した花城(ホワチョン)。一方、天界に戻った謝憐だったが、失踪した神官の捜索という任務を受けて鬼市に潜入することになる。そこはまさに花城(ホワチョン)の縄張りで、彼の住処に招かれた謝憐は、少年ではない真の姿で現れた彼に「会えて嬉しい」と歓迎されて!?※本作品には挿絵はございません